鉄板焼きの名脇役のこんにゃく

鉄板の名脇役

くずきりとは

くずきりは葛という植物の根から作られています。葛の根からデンプンを取り出し、乾燥させたものを葛粉と呼びます。その葛粉を水で溶かして型に入れ、加熱した後に板状に固めて細長く麺のように切ることで、くずきりができあがります。

戦後の京都府で食後のデザートとして食べられるようになったのが始まりで、老舗和菓子店の「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」が発祥とされています。

ところてんや寒天との違い

くずきりは、ところてんや寒天と見た目、食べ方が似ています。それらとの違いは使用する原材料にあります。くずきりは葛粉を使用するのに対して、ところてんと寒天は天草という海藻を原料として作られています。